1級建築施工管理技術士 資格試験の過去問題と解答
2004年版 学科試験 (午前の部) 過去問
【問題1】建築物の伝熱に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
壁の中空層(空気層)の熱抵抗は,中空層の厚さが20~ 30mm を超えると,厚さに関係なくほぼ一定となる。
壁の中空層(空気層)の熱抵抗は,中空層の密閉度によって異なる。
外断熱の施された熱容量の大きな壁は,室温の著しい変動の抑制に有効である。
壁体の含湿率が増加すると,壁体の熱伝導率が小さくなる。
【問題2】採光又は照明に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
窓はその位置を高くすると,昼光による室内の照度分布の均斉度が改善される。
昼光による室内の採光計算に用いる照度は,直射日光による照度のみを計算の対象とする。
点光源による照度は,光源からの距離の2乗に反比例する。
昼光率とは,室内のある点の照度と全天空照度との比率である。
【問題3】色彩の心理的効果に関する一般的な記述として,最も不適当なものはどれか。
色彩の重量感には明度が影響し,明度が低い色ほど軽く感じる。
同じ色でも面積が大きいほど,彩度が高く見える。
色彩の温度感には色相が影響し,赤,橙,黄は暖かみを感じる。
暖色や明度の高い色ほど,近くに感じる。
【問題4】鉄筋コンクリート構造の構造計画に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
平面的に長大な建物には,コンクリートの乾燥収縮や不同沈下等の影響が生じないよう,エキスパンションジョイントを設ける。
耐震壁は,地震時にねじれ変形が生じないよう,建物の重心と剛心との距離が大きくなるように配置する。
柱は,地震時のぜい性破壊の危険を避けるため,軸方向応力度が小さくなるようにする。
床スラブは,過大なたわみを防止するため,小梁を設けてスラブ1枚当たりの面積を小さくする。
【問題5】鉄筋コンクリート構造の片持梁の先端に集中荷重Pを加えたとき,図のようなひび割れが生じないようにする方法として,最も適当なものはどれか。
帯筋の量を増やす。
あばら筋の量を増やす。
梁の上端主筋の量を増やす。
梁の下端主筋の量を増やす。
【問題6】杭基礎に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
支持地盤が非常に深い場合,経費の問題等から支持杭基礎に代え,摩擦杭基礎やフローティング基礎などが用いられることがある。
杭の鉛直支持力を求める方法としては,杭の載荷試験が最も信頼できる。
埋込み杭は,打込み杭に比べて極限支持力に達するまでの沈下量が大きい。
杭径が同じ場合,打込み杭の方が埋込み杭より,杭と杭の中心間隔を小さくできる。
【問題7】図に示す剛体に作用する平行な3力P1,P2及びP3とこれらの力につり合うための平行な上向きの力Pa,Pbの大きさの組合せとして,正しいものはどれか。
Pa = 1 kN, Pb = 5 kN
Pa = 2 kN, Pb = 4 kN
Pa = 3 kN, Pb = 3 kN
Pa = 4 kN, Pb = 2 kN
【問題8】図に示す単純梁に等変分布荷重w 及びモーメント荷重Mが同時に作用するとき,支点Bの反力の大きさとして,正しいものはどれか。
0 kN
1 kN
3 kN
4 kN
【問題9】単純梁の曲げモーメント図が下図のようであるとき,作用しているモーメント荷重として,正しいものはどれか。ただし,曲げモーメントは,材の引張り側に描くものとする。
【問題10】コンクリートに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
早強ポルトランドセメントは,寒中コンクリートに適している。
AE減水剤は,コンクリートの水密性を高める効果がある。
コンクリートのヤング係数は,圧縮強度が大きくなるほど,小さくなる。
形状が偏平なものや細長いものを骨材として使用すると,コンクリートの流動性が悪くなる。
【問題11】建築物に使用する鋼材に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
降伏比は,降伏点のせん断強さに対する比である。
軟鋼の場合,引張強さは炭素量の増加とともに増大するが,伸びは反対に減少する。
ヤング係数は,コンクリートの約10倍である。
一般に使用する鋼材の密度は,約7.8×10³kg/㎥である。
【問題12】アスファルト防水材料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ブローンアスファルトは,ストレートアスファルトに比べ軟化点が低く,常温における伸度が大きい。
アスファルトプライマーは,ブローンアスファルトなどを溶剤に溶解したものである。
アスファルトルーフィングは,有機天然繊維を主原料とした原紙にアスファルトを浸透,被覆し,表裏面に鉱物質粉末を付着させたものである。
ストレッチルーフィングは,有機合成繊維を主原料とした不織布原反に防水工事用アスファルトを浸透,被覆し,表裏面に鉱物質粉末を付着させたものである。
【問題13】石材に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
花崗岩は耐摩耗性,耐久性に優れ,建物の外部,床,階段に用いられる。
砂岩は耐火性に優れるが,吸水率の大きなものは耐凍害性に劣る。
安山岩は強度,耐久性に優れ,建物の外装用としても用いられる。
大理石は耐酸性,耐火性に優れ,建物の外部に用いられる。
【問題14】塗料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
合成樹脂エマルションペイントは,水が蒸発し樹脂粒子が融合して塗膜を形成する。
塩化ビニル樹脂エナメルは,常温で短時間に乾燥硬化して塗膜を形成する。
クリヤラッカーは,自然乾燥で長時間かけて塗膜を形成する。
合成樹脂調合ペイントは,溶剤の蒸発とともに油分の酸化重合が進み,乾燥硬化して塗膜を形成する。
【問題15】建築材料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ポリカーボネート樹脂板は,耐熱性や耐衝撃性に優れている。
合わせガラスは,2枚のガラスをスペーサーで一定間隔に保ち,周囲を封着材で密閉し,内部に乾燥空気を満たしたガラスである。
アルミニウムは,陽極酸化皮膜処理をすることにより,耐食性,耐摩耗性を向上させることができる。
せっこうプラスターは,水和反応により硬化する材料である。
【問題16】舗装に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
路床土に散布混合して安定処理する添加材としては,一般に砂質土にはセメントが,シルト質土及び粘性土には石灰が用いられる。
タックコートは,アスファルト混合物からなる基層と表層の接着をよくするために施す。
遮断層は,路床が軟弱な場合,軟弱な路床土が路盤用材料と混ざることを防止するために設ける。
シールコートは,路床の水分が凍結しないように路床の上に施す。
【問題17】測量に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
トラバース測量は,測量区域を三角形で区分けして,三角形の辺長と内角を測定することにより各点の位置を求める方法である。
磁北は磁針が指す北の方向で,真北といくらかの傾きを持ち,その大きさは場所によって多少異なる。
スタジア測量は,2点間の距離と高低差をトランシットと標尺により測定する方法である。
測量用の標識は,一般に測量標と総称され永久標識,一時標識,仮設標識に大別される。
【問題18】建築の電気設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
交流における電圧の種別で高圧とは,300V を超え6,000V 以下のものをいう。
金属製可とう電線管内では,電線に接続点を設けない。
地上部の外壁を貫通する電線管は,貫通するコンクリートと管の隙間に,シーリング材による止水処置などを行う。
高圧水銀ランプは光束が大きく長寿命なので,体育館などの高い天井からの照明に適している。
【問題19】機械設備に関する記述として,不適当なものはどれか。
圧力タンク方式は,受水槽の水を給水ポンプで圧力タンクに給水し,タンク内の空気を圧縮,加圧させ,その圧力で給水する方式である。
屋内駐車場など,十分な換気が必要な部屋の換気設備方式は,第二種換気設備とする。
中水道とは,水の有効利用を図るため,排水を回収して処理再生し,雑用水などに再利用する水道のことである。
泡消火設備は,泡を放射してその窒息作用による消火を主体とし,特に引火点の低い油類による火災の消火に適している。
【問題20】建築製図表示事項とその表示記号の組合せとして,最も不適当なものはどれか。
【問題21】載荷試験及び地盤調査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
孔内水平載荷試験は,ボーリング孔内において地盤の変形係数や降伏圧力などを求めるために行う。
杭の水平載荷試験は,杭頭に水平力を加え,杭の水平抵抗力などを確認するために行う。
平板載荷試験は,支持地盤に載荷して,地盤の極限支持力や地盤反力係数などを求めるために行う。
ボーリング孔を利用した透水試験は,地下水面下の粘性土地盤の透水係数を求めるために行う。
【問題22】仮設足場に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
単管足場の場合,建地を2本組とする部分は,建地の最高部から測って35mを超える部分とする。
単管足場の脚部には,ベース金具を用い,かつ敷板などを用い,根がらみを設ける。
建枠の幅が1.2mで,作業床の幅が1mの枠組足場の,1層1スパンの許容積載荷重は4.9kN とする。
脚輪を取り付けた移動式足場は,作業中はブレーキなどで脚輪を固定させ,足場の一部を建設物に固定させるなどの措置をする。
【問題23】足場等の危険防止に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
高さ2mの作業床の端で,墜落の危険のある箇所に高さ75cm 以上の手すりを設ける。
墜落による危険を防止するためのネットの網目は,角目又は菱目とし,その大きさは10cm以下とする。
落下物を防ぐための防護棚(朝顔)には,厚さ12mm の合板の張板を用いる。
高さが5m以上の構造の足場の場合,足場材の緊結,取外しの作業では,幅20cm 以上の足場板を設け,安全帯を使用させる。
【問題24】ソイルセメント柱列山留め壁に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
泥水処理が必要で,排出泥土も鉄筋コンクリート山留め壁に比べて多い。
心材として,ソイルセメント中にH形鋼やI形鋼などを挿入する。
掘削に伴う周辺地盤の緩みが少ないため,近接構造物に与える影響が少ない。
根切り時に発見したソイルセメントの硬化不良部分は,モルタル充填などの処置をする。
【問題25】既製コンクリート杭の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
現場溶接継手部の開先の目違い量の最大値は,4mm とする。
現場溶接継手部の仮付け溶接の長さの最小値は,40mm とする。
セメントミルク工法の杭周固定液の4週圧縮強度は,0.5N/mmブ以上とする。
セメントミルク工法の根固め液の4週圧縮強度は,20N/mmブ以上とする。
【問題26】鉄筋の加工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
柱の帯筋の末端部は,すべて135°フックとした。
D19の鉄筋末端部の折曲げ内法の直径は,鉄筋径の2.5倍とした。
杭基礎のベース筋は,両端を曲げ上げて,末端部に90°フックを設けた。
T形梁のあばら筋をU字形とする場合,上部のキャップタイの末端部は,折曲げ角度90°とした。
【問題27】鉄筋の継手に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
D35の鉄筋の継手は,一般に重ね継手を用いない。
梁主筋の重ね継手は,水平重ねとし,上下重ねとしてはならない。
径の異なる鉄筋の重ね継手の長さは,細い方の径により算定する。
同一種類の鉄筋の場合,D29の鉄筋にD25の鉄筋を圧接することができる。
【問題28】厚さ20cm の鉄筋コンクリートスラブの型枠の設計に用いる鉛直荷重として,最も適当なものはどれか。ただし,コンクリートは普通コンクリートとし,型枠の自重は400N/㎡とする。
4,700 N/㎡
5,100 N/㎡
6,200 N/㎡
6,600 N/㎡
【問題29】フレッシュコンクリートの運搬に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
コンクリートポンプを用いて圧送する場合,軽量コンクリートは,普通コンクリートに比べてスランプの低下や輸送管の閉そくが起こりにくい。
粗骨材の最大寸法が25mm の普通コンクリートを圧送する場合,輸送管の呼び寸法は100A以上とする。
コンクリートポンプの輸送管は,支持台や緩衝材を使用して設置する。
外気温が20℃の場合,コンクリートの練混ぜ開始から打込み終了までの時間を120分以内とする。
【問題30】レディーミクストコンクリートの受入れ時の試験に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
軽量コンクリートの場合,構造体コンクリートの強度管理用供試体の採取は,輸送管の筒先で行った。
普通コンクリートの強度試験の試験回数は,種類が異なるごとに1日1回以上,かつ,コンクリート150㎡ごと及びその端数につき1回以上とした。
スランプコーンにコンクリートを詰め始めてから,スランプコーンの引上げを終了するまでの時間は,最大で5分とした。
強度試験のための試料の採取時には,スランプの試験を行った。
【問題31】鉄骨工事の溶接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
板厚の差が10mm あるフランジ材の突合せ溶接の場合,厚い方の材を1/2.5の傾斜に加工し,開先部分で薄い方の高さに合わせることとした。
ガスシールドアーク半自動溶接において風速が2m/sec未満の場合,防風処置を行わないこととした。
オーバーラップは,グラインダーで削除し,なめらかな形状に仕上げることとした。
裏当て金を用いる柱梁接合部にエンドタブを取り付ける場合,直接母材に組立溶接することとした。
【問題32】鉄骨工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
SN400などの軟鋼で板厚25mm 以上の鋼材の組立溶接を被覆アーク溶接で行う場合,低水素系の溶接棒を用いる。
板厚6mm の部材を組立溶接する場合の最小ビード長さを,30mm とする。
工場製作用と現場建方用の鋼製巻尺のテープ合わせを行う場合,その張力は30N とする。
錆止め塗装を行う場合,鋼板の表面温度が50℃以上では塗装作業を中止する。
【問題33】タワークレーンに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
瞬間風速が30m/secを超える風が吹いた後に作業を行うときは,クレーン各部の異常の有無について点検を行う。
傾斜ジブ式タワークレーンでは,作業終了後に強風が予想される場合は,旋回装置を固定の状態にする。
地表から60m以上の高さのクレーンには,航空障害灯を設置する。
傾斜ジブ式タワークレーンは,高揚程で比較的重量の大きい荷の吊り上げに用いられる。
【問題34】塩化ビニル樹脂系ルーフィングシートの機械的固定工法によるシート防水に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
出入隅角の処理は,シートの張付けに先立ち,下地の出入隅角に成形役物を張り付ける。
平場のシートの固定方法には,固定金具の取付けをシート敷設後に行う後付けとシート敷設前に行う先付けの2つの方法がある。
立上り末端部は,水切りあごのある場合,固定金具と水切りあごとの間を不定形シール材で処理する。
シートの接合部は,原則として水上側のシートが水下側のシートの上になるように張り重ね,シートの接合幅は40mm とする。
【問題35】シーリング材の選択に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ALC パネル間の目地には,低モジュラスのシーリング材を使用する。
PC パネル間の目地には,2成分形変成シリコーン系シーリング材を使用できる。
異種シーリング材を打ち継ぐ場合,ポリウレタン系シーリング材にはポリサルファイド系シーリング材を後打ちできる。
連続するガラスの映像調整を行う必要がある場合,ガラスの取付けに使用するバックアップ材の材種は合成ゴムとする。
【問題36】湿式工法による張り石工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
裏込めモルタルは,容積比でセメント1に対し砂3の調合とし,十分充填できるよう流動性をもたせる。
躯体コンクリートの水平打継ぎ位置では縦流し筋を切断し,横流し筋は下側の縦流し筋の上端に取り付ける。
通しだぼを用いる場合には,石材の取付けに先立ち,石材下端のだぼ穴にだぼ穴充填材を注入する。
引き金物緊結用鉄筋(流し鉄筋)には,錆止め塗装を行わない。
【問題37】タイル工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
接着剤張りでは,接着剤の1回の塗付け面積を3㎡以内かつ20分以内に張り終える面積とした。
外部床タイル張りでは,縦横の伸縮調整目地で囲まれた面積を10㎡以内とした。
小口タイルの密着張りでは,張付けモルタルの1回の塗付け面積を㎡以内とした。
改良圧着張りでは,化粧目地詰めをタイル張付け後12時間経過したのちとした。
【問題38】金属工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
屋外に使用する鋼材のめっき処理は,溶融亜鉛めっきより電気亜鉛めっきの方が耐久性上有効である。
アルミニウム材の表面処理には,陽極酸化皮膜の上に着色塗装するものがある。
ステンレス鋼板のヘアライン仕上げは,加工後に生じた軽微な傷に対し,補修が比較的容易である。
銅合金の表面仕上げには,バフ仕上げやヘアライン仕上げがある。
【問題39】建築用仕上塗材の主材の一般的な塗付け工法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
複層塗材Eの凹凸模様は,吹付け工法により行う。
内装厚塗材Cのスタッコ状は,吹付け工法又はこて塗り工法により行う。
軽量骨材仕上塗材の砂壁状は,ローラー工法により行う。
可とう形外装薄塗材Eのゆず肌状は,ローラー工法により行う。
【問題40】板ガラスのはめ込みに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
不定形シーリング材構法におけるセッティングブロックの設置位置は,一般にガラスの両端部よりガラス幅の1/4のところとする。
グレイジングチャンネル構法におけるグレイジングチャンネルの突合せ位置は,ガラスの下辺中央部とする。
グレイジングガスケット構法におけるガスケットは,伸ばさないようにして各隅を留め付ける。
構造ガスケット構法において,ジッパーを取り付ける際には,ジッパーとジッパー溝に滑り剤を塗布する。
【問題41】塗装工事の工程に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
亜鉛めっき鋼面の合成樹脂調合ペイント塗りでは,鉛酸カルシウムさび止めペイント2回塗り後,中塗りを行った。
亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りでは,下地面にパテかいの後,エッチングプライマー塗りを行った。
塩化ビニル樹脂エナメル塗りでは,気温が20℃のとき,中塗り後3時間以上放置して次の工程に入った。
外壁コンクリート面のアクリル樹脂エナメル塗りでは,下塗りの前に穴埋めパテかいと研磨紙ずりを行った。
【問題42】ビニル床タイル張りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
寒冷期に施工する場合は,必要に応じて採暖を行い,床タイル及び下地とも5℃以下にならないようにする。
酢酸ビニル樹脂系の接着剤を用いる場合,接着剤は下地面及び床タイル裏面の両面に均一に塗布する。
張付けは,ハンドローラー等を用い下地になじませ,更に45㎏ローラーなどで十分に圧着する。
張付け後,1~2週間は水拭き等を避ける。
【問題43】合成樹脂塗り床に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
弾性ウレタン塗り床の下地調整は,プライマーの乾燥後,下地のくぼみや隙間等の大きさにより樹脂パテ等の材料を使い分けて下地を平滑に仕上げる。
弾性ウレタン塗り床でウレタン樹脂1回の塗り厚さは,あまり厚いと施工不良となるので,2mm 以下とする。
エポキシ樹脂塗り床の流しのべ工法における下地コンクリートは,金ごてを用いて平滑に仕上げる。
エポキシ樹脂塗り床の主剤と硬化剤の1回の練混ぜ量は,3時間で使い切れる量とする。
【問題44】壁のボード張りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
天然木化粧合板の張付けでは,接着剤が硬化するまでとんぼ釘で目地部分を押える。
せっこう系接着剤による直張り工法において,一度に練る接着剤の量は,1時間以内に使い切れる量とする。
鉄筋コンクリート造の薄い戸境壁の共振現象による遮音性の低下を避けるため,両面に同じ仕様でせっこうボードの直張りを行う。
テーパーボードの継目処理で,グラスメッシュのジョイントテープを用いる場合,ジョイントコンパウンドの下塗りを省略できる。
【問題45】壁紙張りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
寒冷期に採暖して施工する場合,乾燥によるジョイントのはがれや隙間の発生の防止に留意する。
防火材料に認定された壁紙の防火性能は,下地材の種類にかかわらず施工方法との組合せにより決められている。
壁紙の張付けを完了したあとの室内は,接着剤の急激な乾燥を避けるため,通風を避けた状態とする。
せっこうボ―ドをせっこう系接着剤で直張りした下地にビニルクロス張りを行う場合,クロスの張付け前に下地を20日間以上放置する。
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