1級建築施工管理技術士 資格試験の過去問題と解答
2007年版 学科試験 (午前の部) 過去問
【問題1】結露に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
冬季の暖房時に,外壁出隅部の室内側は,温度が低下し結露しやすい。
表面結露は,壁面で空気が冷却され露点温度以下になると壁表面に生じる。
内部結露は,壁体内部の水蒸気圧が温度に応じた飽和水蒸気圧より低い場合に生じる。
壁体に比べ大きな熱伝導率を持つ部材が壁内部にあると熱が集中して流れ,熱橋となり結露しやすい。
【問題2】採光又は照明に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
昼光率とは,全天空照度に対する室内のある点の照度の比である。
室内の採光計画においては,一般に,変動しない明るさの指標である昼光率を用いる。
側窓による採光は,天窓による採光よりも採光量や照度分布などの面で有利である。
人工照明は,人工光源の直接光と反射光を利用して行われる。
【問題3】マンセル表色系に関する記述として,不適当なものはどれか。
「5 R 6 / 10」の記号のうち,「5 R」は色相を表す。
鮮やかさが増すにつれて,彩度を表す数は大きくなる。
「5 Y 8 / 10」の記号のうち,「8」は明度を表す。
「N10」は,理想的な黒を表す。
【問題4】補強コンクリートブロック造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
耐力壁の縦筋は,末端をかぎ状に折り曲げ,縦筋の径の40倍以上基礎又は基礎梁及びがりょう又は屋根版に定着させる。
がりょうの有効幅は,20 cm 以上とし,かつ,耐力壁の水平力に対する支点間の距離の1/20以上としなければならない。
耐力壁の厚さは10 cm 以上とし,かつ,耐力壁の水平力に対する支点間の距離の1/60以上としなければならない。
耐力壁の縦筋は,原則として,コンクリートブロックの空胴部内で継いではならない。
【問題5】鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
柱の主筋の断面積の和は,コンクリートの断面積の0.8 %以上とする。
梁のあばら筋にD 10の異形鉄筋を用いる場合,間隔を梁せいの1/2以下,かつ,250 mm 以下とする。
柱の靭性を確保するためには,帯筋の径を太くするよりも,間隔を密にすることや中子筋を用いることが有効である。
梁に2個以上の貫通孔を設ける場合,孔径は梁せいの1/2以下,中心間隔を孔径の2.5 倍以上とする。
【問題6】既製コンクリート杭基礎に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
高力ボルトの摩擦接合面は,自然発生の赤>状態であれば,すべり係数0.45 を確保できる。
高力ボルト摩擦接合における許容せん断力は,二面摩擦の場合は,一面摩擦の1/2である。
充分な管理が行われる場合,完全溶込み溶接の許容応力度は,接合される母材の許容応力度とすることができる。
片面溶接による部分溶込み溶接は,継目のルート部に,曲げによって生じる引張応力が作用する箇所に使用してはならない。
【問題7】建築物に作用する風荷重に関する記述として亜最も不適当なものはどれか。
杭の鉛直支持力を求める方法としては,杭の載荷試験が最も信頼できる。
埋込み杭は,打込み杭に比べて極限支持力に達するまでの沈下量が大きい。
支持杭の許容支持力には,基礎スラブ底面における地盤の支持力は加算しない。
杭と杭の中心間隔は,杭径が同じ場合,打込み杭の方が埋込み杭より小さくすることができる。
【問題8】建築物に作用する風荷重に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
基準風速V0 はその地方の再現期間50 年の10 分間平均風速値に相当する。
防風林などにより風を有効にさえぎることができる場合,風荷重は低減することができる。
風力係数の数値は,建築物の外圧係数と内圧係数との差により算出する。
外装材用風荷重は,建築物の構造骨組用風荷重に比べ,単位面積当たりの値は小さくする。
【問題9】図に示すモーメント荷重M=2 kN・mと集中荷重Pを同時に受ける単純梁の支点B の反力が0となるような荷重Pの大きさとして,正しいものはどれか。
1 kN
2 kN
3 kN
4 kN
【問題10】単純梁及びその梁のせん断力図が下図のようであるとき,その曲げモーメント図として,正しいものはどれか。ただし,曲げモーメントは材の引張り側に描くものとする。
【問題11】コンクリートのアルカリ骨材反応を抑制するための対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
普通ポルトランドセメントを使用する場合,コンクリート1 m3中に含まれるアルカリの総量(酸化ナトリウム換算)を3.0 kg以下とする。
低アルカリ形のポルトランドセメントを使用する。
高炉セメントを用いる場合,A種を使用する。
アルカリシリカ反応性試験で無害と判定された骨材を使用する。
【問題12】鋼材の性質に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
銅を添加すると,耐食性が改善される。
炭素量が増加すると,引張強さと伸びが増加する。
ヤング係数は,コンクリートの約10倍である。
モリブデンを添加すると,高温時の強度低下が少なくなる。
【問題13】石材の特徴に関する一般的な記述として,最も不適当なものはどれか。
花崗岩は,耐磨耗性や耐久性に優れているが,耐火性にやや劣る。
大理石は,緻密で磨くと光沢が出るが,屋外に使用すると表面が劣化しやすい。
砂岩は,汚れが付きにくいが,耐火性に劣る。
安山岩は,硬度が高いが,光沢がない。
【問題14】日本工業規格(JIS)に規定するスイングドアセットの性能項目において,等級が規定されていない性能項目はどれか。
耐衝撃性
耐風圧性
気密性
遮音性
【問題15】アスファルト防水材料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
フラースぜい化点とは,低温時におけるアスファルトのぜい化温度を示し,その値の低いものほど低温特性のよいアスファルトといえる。
ストレッチルーフィングは,有機合成繊維を主原料とした不織布原反に防水工事用アスファルトを浸透,被覆し,表裏面に鉱物質粉末を付着させたものである。
アスファルトルーフィング1500は,アスファルトを1巻当たり1,500g浸透させたものである。
改質アスファルトとは,合成ゴム又はプラスチックを添加して性質を改良したアスファルトである。
【問題16】アスファルト舗装に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
粒度調整砕石とは,粒度が異なる砕石などを2種以上混合して,所要の粒度範囲を持つように調整した砕石である。
プライムコートは,路盤の仕上がり面を保護し,その上のアスファルト混合物層との接着をよくするために行う。
アスファルト混合物の締固め作業は,一般に継目転圧,初転圧,二次転圧及び仕上げ転圧の順に行う。
路床土の安定処理に用いられる安定材は,一般に砂質土には石灰を,シルト質土及び粘性土にはセメントを用いる。
【問題17】測量に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
平板測量は,アリダードと巻尺で測量した結果を,平板上で直接作図していく方法である。
直接水準測量は,レベルと標尺によって高低を測定する方法である。
トラバース測量は,測点を結んでできた多角形の各辺の長さと角度を,順次測定していく方法である。
スタジア測量は,レベルと標尺によって2点間の距離を正確に測定する方法である。
【問題18】電気設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ケーブルラックでは,ラックの金属製部分には,接地工事を施してはならない。
バスダクトは,電流の容量の大きい幹線に使用される。
電線の太さは,許容電流,電圧降下及び機械的強度から決められる。
合成樹脂製可とう電線管内では,電線に接続点を設けてはならない。
【問題19】給水設備の給水方式に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
水道直結直圧方式は,上水道の配水管から引込み,直接各水栓に給水する方式である。
高置水槽方式は,受水槽の水をポンプで屋上の高置水槽に揚水し,この水槽からは重力によって各所に給水する方式である。
圧力水槽方式は,受水槽の水をポンプで圧力水槽に送水し,圧力水槽の空気を圧縮茜加圧して,その圧力によって各所に給水する方式である。
ポンプ直送方式は,水道引込み管に増圧ポンプを接続して,各所に給水する方式である。
【問題20】空気調和設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
空気調和機は,一般にエアフィルタ,空気冷却器,空気加熱器,加湿器及び送風機で構成される。
二重ダクト方式は,2本のダクトで送風された温風と冷風を,末端の混合ユニットで負荷に応じて混合して吹き出す方式である。
冷却塔は,冷凍機内で温度上昇した冷却水を空気と直接接触させて,気化熱により冷却する装置である。
単一ダクト方式におけるCAV方式は,負荷変動に対して風量を変える方式である。
【問題21】墨出しに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
床面の通り心などの基準墨は,一般に1m離れた位置に返り墨を設ける。
建物四隅の基準墨の交点を上階に移す場合,2点を下げ振りで移し,他の2点はトランシットで求める。
鉄筋コンクリート造では,躯体工事用の各階ごとの基準高さは1階の基準高さから確認する。
鉄骨鉄筋コンクリート造では,鉄骨柱を利用して躯体工事用の基準高さを表示し,これによりレベルの墨出しを行う。
【問題22】地盤調査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
常時微動測定により,地震時の地盤の振動特性を調べることができる。
圧密試験により,粘性土の沈下特性を調べることができる。
三軸圧縮試験により,粘性土のせん断強度を求めることができる。
粒度試験により,地盤の変形係数を求めることができる。
【問題23】土工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ボイリング発生の防止のため,止水性の山留め壁の根入れを深くし,動水勾配を減らした。
ヒービング発生の防止のため,山留め壁の根入れを深くし,背面地盤のまわり込みを抑えた。
ボイリング発生の防止のため,山留め壁を不透水層地盤まで根入れした。
ヒービング発生の防止のため,ウェルポイントで掘削場内外の地下水位を低下させた。
【問題24】山留め工事の特徴と選定に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
鋼矢板工法は,止水性があり,地下水位の高い砂礫層などの硬い地盤の場合に適している。
自立山留め工法は,山留め壁の根入れ部の受働抵抗に期待するため,根切り深さが浅い場合に適している。
地盤アンカー工法は,敷地の高低差が大きく山留めにかかる側圧が偏土圧となる場合に適している。
親杭横矢板工法は,止水性はないが比較的硬い地盤でも施工可能であり,他の工法に比べて経済的に有利である。
【問題25】場所打ちコンクリート杭に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
オールケーシング工法におけるスライム処理は,孔内水がない場合やわずかな場合にはハンマーグラブにより行う。
リバース工法における1次スライム処理は,孔内泥水の循環により行う。
アースドリル工法における鉄筋かごのスペーサーは,D 10以上の鉄筋とする。
鉄筋かごに取り付ける同一深さ位置のスペーサーは,箇所以上設ける。
【問題26】鉄筋の継手に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
隣り合うガス圧接継手の位置は,300 mm 程度ずらす。
隣り合う重ね継手の中心位置は,重ね継手長さの約0.5 倍ずらすか又は1.5 倍以上ずらす。
径の異なる鉄筋の重ね継手の長さは,細い方の径により算定する。
柱主筋のガス圧接継手位置は,梁上端から500 mm 以上,1,500 mm 以下,かつ,柱の内法高さの3/4以下とする。
【問題27】型枠に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
型枠設計用のコンクリートの側圧は,打込み速さにかかわらずフレッシュコンクリートのヘッドにより決まる。
型枠支保工の支柱に鋼管の枠組を用いる場合,荷重は枠組の荷重受などを利用して脚柱部で直接受け,枠組の横架材で受けないようにする。
スラブ下の支柱を早期に取り外す場合,コンクリートの圧縮強度が,設計基準強度の85%以上,又は12 N/mm2 以上であり,かつ,施工中の荷重及び外力について,構造計算により安全であることを確認する。
型枠の構造計算において,支保工以外の材料の許容応力度は,長期と短期の許容応力度の平均値とする。
【問題28】コンクリートの調合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
骨材に砕石や砕砂を使用し,スランプ18 cm のコンクリートを調合する場合,単位水量を185 kg/m3以下にするためには,高性能AE 減水剤を使用するとよい。
単位セメント量が過少のコンクリートは,水密性,耐久性が低下するが,ワーカビリティーはよくなる。
粗骨材の最大寸法が大きくなると,必要単位水量は減少する。
ポルトランドセメントを用いる場合,水セメント比の最大値は,一般に65 %とする。
【問題29】コンクリートの打込みに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
粗骨材の最大寸法が25 mm の普通コンクリートの圧送において,輸送管は呼び寸法125Aを使用した。
外気温が25 ℃以上であったので,練混ぜから打込み終了までの時間を120分以内となるようにした。
地上標準階のコンクリート打設において,打込み速度は,コンクリートポンプ車1 台当たり25 ㎥/hとした。
コンクリートの圧送負荷の算定において,ベント管1箇所当たりの水平換算長さを3 m として計算した。
【問題30】鉄骨工事の>止め塗装に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
湿式吹付けロックウール耐火被覆をする鉄骨面に>止め塗装を施す場合は,鉛丹さび止めペイント2種を用いる。
鋼管などの密閉される閉鎖形断面の内面は,>止め塗装を行わない。
鉄骨製作工場で>止め塗装を行う場合は,工事現場溶接を行う箇所及びそれに隣接する両側30 mm の範囲以外は,すべて塗装を行う。
ブラスト処理で素地調整を行った鉄面は,直ちに>止め塗装を行う。
【問題31】鉄骨の建方に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
柱の溶接継手のエレクションピースに使用する仮ボルトは,普通ボルトを使用して全数締め付ける。
建方時の予期しない外力に備えて,1日の建方終了ごとに所定の補強ワイヤを張る。
柱,梁接合では,梁の上フランジのスプライスプレートをあらかじめはね出しておき,建方を容易にする。
高力ボルト摩擦接合における仮ボルトの締付け本数は,一群のボルト数の1/3以上,かつ,2本以上とする。
【問題32】鉄骨建方に用いるクレーンに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ラチス式クローラクレーンは油圧式トラッククレーンと異なり,ブームの組立て解体の場所を考慮しなければならない。
つり上げ荷重が同程度の場合,クローラクレーンは,油圧式トラッククレーンに比べて,一般に最大作業半径は大きい。
油圧式トラッククレーンのつり上げ性能は,アウトリガーを最大限に張出し,ジブ長さを最短にし,ジブの傾斜角を最大にしたときにつり上げることができる最大の荷重で示す。
クローラクレーンは,油圧式トラッククレーンに比べ接地圧が大きく,地盤の悪い所での移動性に劣る。
【問題33】鉄筋コンクリート造の耐震改修工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
柱に接する壁厚の1/2の深さまで切り欠いて,袖壁に完全スリットを設けた。
枠付き鉄骨ブレースの設置工事では,H形鋼のブレースの継手はすべて高力ボルト接合とした。
グラウト材の練上り時の温度が10~35 ℃の範囲となるように,練り混ぜる水の温度を管理した。
柱の鋼板巻き工法では,鋼板を2つ割りに分割し,現場で突合せ溶接で一体化した。
【問題34】アスファルト防水工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
コンクリート下地のアスファルトプライマーの使用量は,0.2 kg/m2 とする。
コンクリートスラブの打継ぎ部は,絶縁用テープを張り付けた後,幅300 mm 程度のストレッチルーフィングを増張りする。
平場のアスファルトルーフィング類の重ね幅は,縦横とも100 mm 程度とする。
立上がりのアスファルトルーフィング類を張り付けた後,平場のルーフィング類を150mm 程度張り重ねる。
【問題35】シーリング工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
被着面にのろが付着していた場合,サンドペーパーなどを用いて完全に除去する。
目地深さが所定の寸法より深い場合,バックアップ材などを用いて,所定の目地深さになるように調整する。
ALCなどの表面強度が小さい被着体の場合,モジュラスの高いものを使用する。
金属製笠木の笠木間の目地には,2成分形変成シリコーン系シーリングを使用する。
【問題36】乾式工法による外壁の石張りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
石材は,厚さ20 mm のものを使用した。
石材間の目地は,幅を10 mm としてシーリング材を充填した。
ファスナーは,ステンレス製とし,ダブルファスナーとした。
壁最下部の幅木石には,裏面にモルタルを充填した。
【問題37】瓦葺きに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
瓦の割付けは,葺き上がりが納まるように,「働き幅」や「働き長さ」に基づいて行った。
引掛け桟瓦葺きにおいて,桟山補強を行うので,桟木の上に瓦割付けを行い,縦桟木を取り付けた。
屋根勾配が4/10未満で流れ長さが10 m を超えたので,J 形瓦の下葺き材に,改質アスファルトルーフィングシートを使用した。
屋根の谷部の下葺き材は,谷の両側に約100 mm ずつ振り分けて,幅約200 mmにわたって二重葺きとした。
【問題38】金属の表面処理に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
海岸近くの屋外に設ける鋼製手摺は,電気,鉛めっきとし塗装を省略した。
ステンレスと銅合金の接触腐食防止処置として,銅合金を塩化ビニル材で被覆した。
ステンレスとアルミニウムの接触腐食防止処置として,アルミニウムにアクリル系の塗料を塗布した。
ステンレスのヘアライン仕上げは補修が比較的容易なので,取付け後についた軽微な傷は現場で補修した。
【問題39】現場調合のセメントモルタル塗りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
額縁のちりじゃくりの周囲は,こて1枚の厚さだけ透かしておいた。
下地処理にセメントペースト塗りを行い,乾かないうちにモルタル塗りを行った。
モルタルの収縮によるひび割れを防ぐため,できるだけ粒径の小さい骨材を用いた。
つけ送りを要する下地は,下塗り用と同配合のモルタルで不陸を調整した。
【問題40】金属製建具に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
通常の鋼製建具枠は,心墨,陸墨などを基準とし取り付け,倒れの取付け精度の許容差を,面内,面外とも哀5 mm とした。
コンクリート外壁に建具枠を取り付ける場合,仮止めに用いるくさびは,モルタルを充填する際,取残しがないよう長めのものを使用した。
片開きドアに取り付けるドアクローザは,押して開ける側に取り付けるのでパラレル取付けとした。
防火設備の防火戸が枠と接する部分は,戸当たりを設け,閉鎖したときにすき間がない構造とした。
【問題41】塗装工事の素地ごしらえに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
けい酸カルシウム板の塗装において,吸込止め処理として,反応形合成樹脂ワニスを全面に塗布した。
ALC パネル面の塗装において,下地調整塗りを行った後,合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗布した。
押出成形セメント板面の塗装において,下地調整塗りの工程を省略して,吸込止め処理を行った。
コンクリート面へのアクリル樹脂系エナメルの塗装において,穴埋めパテかいに塩化ビニル樹脂パテを用いた。
【問題42】ビニル床シート張りに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
下地コンクリートの仕上がりの平坦さは,3 m につき7 mm 以下とした。
継手溶接において,溝の深さはシートの厚さの2/3程度とした。
洗面所の床の張付けには,酢酸ビニル樹脂系接着剤を使用した。
シートの張付けは,室温を10℃以上にした状態で行った。
【問題43】壁のせっこうボードのせっこう系接着材直張り工法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
一度に練る接着材の量は,1時間以内に使い切れる量とした。
鉄筋コンクリート造の薄い戸境壁の共振現象による遮音性の低下を避けるため,両面に同じ仕様でせっこうボードの直張りを行った。
接着材の盛上げ高さは,接着するボードの仕上がり面までの高さの2倍とした。
外壁の室内面では,躯体に打ち込んだポリスチレンフォーム断熱材にプライマー処理をして,せっこうボードを張り付けた。
【問題44】メタルカーテンウォール工事に関する一般的な記述として,最も不適当なものはどれか。
躯体付け金物は,本体鉄骨の製作に合わせてあらかじめ鉄骨工場で取り付けた。
床面に取り付けるファスナーのボルト孔は,躯体の施工誤差を吸収するため,ルーズホール方式とした。
床面に取り付けるファスナーは,カーテンウォール部材を精度よく取り付けるために,各階ごとに出された地墨をもとに取り付けた。
形材の取付けは,脱落しないよう,2箇所以上仮止めとし,本止め後,仮止めボルトは,速やかに撤去した。
【問題45】既存床仕上げ材の撤去に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ビニル床タイルは,ダイヤモンドカッターで切断し,スクレーパーにより他の仕上げ材に損傷を与えないように撤去した。
乾式工法のフローリング張り床材の除去は,丸のこで適切な寸法に切断し,ケレン棒ではがし取った。
コンクリート下地の合成樹脂塗床材は,電動ケレン棒を使用し,コンクリート下地表面から3 mm 程度削り取った。
磁器質床タイルは,張替え部をダイヤモンドカッターで縁切りをし,タイル片を電動はつり器具により周囲を損傷しないように撤去した。
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